スポーツインストラクターに向いている人の特徴3つ
スポーツインストラクターとは
スポーツインストラクターは、スポーツジムやフィットネスクラブなどで、スイミングやヨガ、エアロビクス、ダンスなどを教えるだけでなく、一人ひとりに合ったメニューを考える専門職です。また、トレーニングマシーンなどの使い方を教え、ケガのないようにすることも仕事に含まれています。
スポーツインストラクターに向いている人
最近では、シニア層の方がストレス解消やダイエット、健康増進のためにトレーニングを行っているようです。また、小規模で低価格のコンビニタイプのサーキット型ジムが増加していて、そのような施設でのインストラクターも求められています。では、スポーツインストラクターの仕事をするために大切なこととはなんでしょうか。スポーツインストラクターに向いている人の特徴を3つ紹介します。
特徴1 担当するスポーツのレベルを一定以上で保っていられる人
スポーツを教えるのが、スポーツインストラクターの仕事です。自分が担当する部門の専門的な知識や運動レベルは、施設で働いている人や利用者より高くなければなりません。当然、自分自身もトレーニングに励み、レベルを保ち続ける必要があります。
特徴2 スポーツに関わるあらゆる知識や技術の勉強を続けられる人
「特徴1」と関わってきますが、施設利用者に指導する仕事である以上、施設内で教えているスポーツについての知識や技術を学び続けなければなりません。現在、スポーツは運動だけでなく、医学、心理学、栄養学、統計学などを総合した「スポーツ科学」によってトレーニングする方向へと変わっています。「利用者に有効なことは何か」「自分が教えることで利用者にどんなメリットがあるのか」といったことを考えながら、科学的な裏付けをもって教えることが大切なのです。そのために、知識や技術についての勉強は欠かせません。
特徴3 利用者を元気にし、モチベーションをあげられること
インストラクターが暗い顔をして指導していたら、利用者も不愉快になりスポーツをする気になれませんよね。スポーツインストラクターは、どんな時でも利用者を元気にし、モチベーションをあげさせなければならないのです。疲れている時でも辛いことがあった時でも、常に元気で明るい声をかけ、集中して気持ちよく施設を使用してもらうことを心がけなくてはいけません。スポーツインストラクターにとってもっとも大切なのは、スポーツを楽しんでもらうという意識です。
スポーツインストラクターになるためには
スポーツインストラクターには、特別な資格がありません。しかし利用者に安全に楽しくスポーツを楽しんでもらうために、トレーニング方法、栄養管理、ケガの応急処置など専門的な知識を身につける必要があります。スポーツジムやフィットネスクラブに就職し、現場で知識やスキルを身につけていくという方法もありますが、将来的にフリーランスのスポーツインストラクターとして活躍したい、アスリートのサポートをしたいという目標があるのならスポーツや健康系の専門学校や大学で、しっかりとした知識と技術を学んでおいたほうが良いでしょう。
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